スマホでサイトを見ていると、ページ上に広告が表示されて見づないことがありますよね。中にはスマホの前面に広告が表示され、どうやって戻ればいいのかわからなくなる時もあるのではないでしょうか。

実は、スマホのプライベート DNS 設定を使えば、広告をある程度ブロックすることができます。

この記事では AdGuard DNS を利用してスマホの広告を減らす方法をわかりやすく紹介します。 ひとまず設定方法だけ知りたい方はAdGuard DNS の設定方法からご覧ください。

目次

AdGuard DNS の仕組みについて

DNS(Domain Name System)は、インターネット上でドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組みです。これにより、私たちは数字の羅列であるIP アドレスを意識せず、ドメイン名を入力するだけで目的のサイトにアクセスできます。

通常は、契約しているプロバイダーが提供するDNSサービスを利用しますが、パソコンやスマホの設定を変更すれば、Googleや Cloudflareなど、別のDNSサービスを使うことも可能です。

また、一般的なDNSでは、ホームページに表示される広告やトラッキング用のデータもそのまま受信してしまいます。

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一方、今回ご紹介する AdGuard DNS は、広告やトラッキングに使われるドメインをDNSの段階でブロックします。 つまり、広告を配信するサーバーへの通信自体を止めることで、広告そのものが読み込まれないようにする仕組みとなっています。

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AdGuard DNSをおすすめする5つの理由

(1)アプリを増やさなくていい

AdGuard DNS は、スマホのDNS設定を変更するだけで使えるため、新しくアプリをインストールする必要がありません。

スマホの中はアプリでいっぱいになりがちですし、更新を放置してしまうとセキュリティ面でも心配です。
その点、AdGuard DNSなら設定だけで利用できるので、スマホをシンプルに保てます。

※より強力にブロックしたい人向けにアプリ版もありますが、DNS設定だけでも十分快適です。

(2)難しい設定は一切なし

設定方法はとても簡単で、DNSの値を AdGuard DNSに変更するだけ。 細かいカスタマイズも不要なので、誰でもすぐに使い始められます。

(3)データ通信量の節約になる

AdGuard DNSは、広告をDNS上でブロックします。
つまり、広告を読み込むための通信が発生しなくなるため、データ通信量を少しでも節約したい方に効果的です。

特に、動画広告は通信量が大きいため、これをカットできるのは大きなメリットです。

(4)普段使っているブラウザで広告をブロック

「Brave なら広告をブロックできるし、それを使えばいいのでは?」と思うかもしれません。 しかし、リンクを開くときに使うのは、ほとんどの場合Chrome や Safariなどのメインブラウザです。

毎回リンクを別ブラウザにコピペして開き直すのは手間ですよね。
AdGuard DNS なら、いつものブラウザのまま広告をブロックできるので、とても快適です。

(5)ページの表示がサクサクになる

DNSの時点で広告を止めているので、ブラウザやアプリ側でブロック処理を行う必要がありません。
その結果、読み込みが早く、ページが軽く感じられます。

特に重い動画広告が表示されないため、体感できるほど快適になります。

Brave との比較

Brave の広告ブロックは、一度スマホに広告データを受信した後にブラウザ側でフィルタリングして非表示にする仕組みです。
そのため、データ通信量は減らず、読み込み速度も大きくは変わらないと考えられます。

広告ブロックの精度という点では Braveの方が優れているようですが、

  • Brave をメインブラウザとして使う必要がある
  • 通信量の削減にはつながらない
  • サイト表示の速度も大きく変わらない

といった点を踏まえると、総合的にはAdGuard DNSのほうが使いやすい選択肢と言えるのではないでしょうか。

AdGuard DNSの設定方法

Androidの場合

1.Chromeの右上のメニューより、 「設定」を開きます。

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2.「プライバシーとセキュリティ」を選択

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3.「セキュアDNS」を選択

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4.「別のプロバイダを選択」 を選択

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5.以下のURLを入力します https://dns.adguard.com/dns-query

iPhoneの場合

1.iPhoneのSafariで以下の公式ページを開く

https://adguard-dns.io/ja/public-dns.html

2.ページ中ほどにある「【方法②】AdGuard DNS を手動で設定する」のリンクをタップ。

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3.iOS> デフォルトサーバーを選択し、「構成プロファイルをダウンロード」をクリック

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4.「設定 > 一般 > VPNとデバイス管理」に進み、AdGuardのプロファイルをインストール。

最後に

AdGuard DNS の話を大学生の息子にしたところ、「DNS の設定って触って本当に大丈夫なの?」と心配されました。

たしかに、ネットワークやパソコンに詳しくない人にとっては仕組みがわかりにくく、設定を間違えると大きなトラブルになりそうなイメージがありますよね。 でも、もし設定を間違えても心配ありません。設定を削除して、最初からやり直せば元に戻せます。念のため、今の設定をメモしたり写真を撮っておくとより安心です。