ドメインの移管申請についての一般的な方法を整理してみました。複雑な手続きをしているように思いますが、きちんとポイントを押さえておけば問題ありません。

ドメイン移管申請の流れ

お名前.com、ムームードメイン、スタードメインなどでドメイン移管申請する場合のおおまかな流れです。

1.移管元で事前の契約・登録情報の変更

移管元で下記の設定を確認し、必要に応じて変更します。

  • Whois代行を解除する
  • Whois情報を編集
  • AuthCodeの確認
  • ドメイン移管ロックの解除

Whois代行を解除する

移管元の指定事業者でWhois情報を確認。Whois代行設定している場合は解除を行い、本来の管理者情報へ変更する必要があります。

Whois情報を編集

Whois情報に記載のメールアドレスへ、ドメインの移管情報が送信されるため、Whois情報のメールアドレスには特にご注意ください。

AuthCodeの確認

AuthCodeをメモする
※「.com」、「.net」、「.info」、「.biz」、「.org」 ドメインの移管時は、AuthCodeが必要となります。 ※「.jp」はAuthCodeの認証が必要ない場合があります。

ドメイン移管ロックの解除

トランスファー・ロック(不用意なレジストラ・トランスファーを防ぐロック)の解除をします。

Whois代行を解除、Whois情報のメールアドレス、AuthCodeの確認、ドメイン移管ロックの解除に誤りはないか十分確認してください。 上記の手続きに問題がなければ、1日程度で移管の手付きが完了しますが、間違っていると手続きが進みません。 さらに移管失敗が確認できるまで1週間程度かかるので、それから手続きをやりなおす必要があるので、とても大変です。

2.移管先でドメイン移管申請

ドメインを移管する先の指定事業者に、移管先へドメインの移管申請を行います。

3.移管手続きの承認作業 

Whois情報のメールアドレス宛に移管要求のメール(移管元のレジストラ)が届きます。 問題なければ、移管を承認する(確認) をクリックしてください。

4.移管手続き完了

移管先の指定事業者から、完了通知メールが送付されることが多いですが、1,2週間前後かかる場合もあります。

ドメイン移管申請の注意事項

下記の条件の場合、ドメインは移管出来ないのでご注意ください。

  • ドメインの有効期限が切れている(失効している)場合
  • ドメインの有効期限が15~45日以上残っていない場合。特にここは要注意!!事業者によってかなりばらつきがある。
  • 移管元ドメイン登録業者でドメイン登録を行ってから、60日が経っていない場合
  • 移管元ドメイン管理業者が移管を認めていない、または、レジストラロックをかけている場合
  • 各種手続き中の場合(更新手続や登録者名義変更など)
  • ドメインの登録・更新料金に未清算がある

指定事業者ごとの移管方法

指定事業者ごとの移管方法については下記のページをご覧ください。

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