Gmailでは外部のメールアドレスを設定し、送受信することができます。
そうすることで、自分が利用しているメールアドレスを全てGmailで完結することもできます。

ただ外部メール(POP3)を受信する設定方法が少しややこしいので、なるべく分かりやすいように順を追って解説してみました。外部メール設定の際は是非ご参考ください。

※2020年7月現在の設定方法を掲載しています

目次

  1. 外部メールの設定を確認
  2. Gmailから外部メールを受信できるようにする
  3. Gmailから外部メールを送信できるようにする
  4. 注意点

1.外部メールの設定を確認

外部メールの設定は手元にあるでしょうか? 下記の情報が必要となるのでご確認ください。

  1. アカウント名 (例:info@okuden-labo.com)
  2. パスワード 設定されたパスワード
  3. 受信サーバー(POP) (例:okuden-labo.com)
  4. 送信サーバー(SMTP) (例:okuden-labo.com)

あとで外部メール宛てにメールが届くので、外部メールを確認できるメールソフト、もしくはwebメールもご用意ください。

メールの暗号化を利用する場合は、ご利用のサーバーの環境が暗号化に対応しているかを確認頂いた上で、ご利用ください。暗号化に対応していないサーバーではメールの暗号化は行えません。

2.Gmailから外部メールを受信できるようにする

(1)Gmailを開き、右上の歯車ボタンをクリックします。
クイック設定で、「すべての設定を表示」をクリックします。
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(2)上部のタブの「アカウントとインポート」をクリックし、「他のアカウントでメールを確認」の欄の「メール アカウントを追加する」をクリックしてください。
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(3)下記の画面でメールアドレスを入力し、「次へ」を押してください。 01

(4)この画面では(POP3)が選択されているのを確認して、「次へ」を押してください。

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(5)メールアカウント情報を入力します。

暗号化を利用しない場合

ポート番号は「110」にしてください。

受信したメッセージにラベルを付けるにチェックを入れ、そのほかのチェックを外してください。

下記の2か所にチェックを入れてください。 受信したメッセージにラベルを付ける にチェックを入れ、そのほかのチェックを外してください。
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暗号化を利用する場合

ポート番号は「995」にしてください。

下記の2か所にチェックを入れてください。

  • 受信したメッセージにラベルを付ける
  • メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する。

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これで、Gmailで会社のメールを受信できるようになりました。

次の画面で「はい」を選択すると、メール送信の設定が始まります。

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後で送信メールサーバーを設定する場合は、「いいえ」を選択し、設定を終了してください。

送信メールの設定を行う場合、Gmailを起動し、設定画面の「アカウントとインポート」をクリックします。
「名前」の欄の「他のメールアドレスを追加」をクリックすると、「2.Gmailから外部メールを送信できるようにする」の設定画面が開くので、同じように入力してください。

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3.Gmailから外部メールを送信できるようにする

「1.Gmailから外部メールを受信できるようにする」の続きです。

(1)送信時の名前を入力し、「次のステップ」を押してください。

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(2)メールアカウント情報を入力します。

暗号化を利用しない場合 ポート番号は「587」にし、「アカウントの追加」を押してください。

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暗号化を利用する場合

ポート番号は「465」にし、「アカウントの追加」を押してください。

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(3)先程の「アカウント追加」を押すと「認証メール」を送る旨が表示されます。 02

(4)今回設定した外部メールアドレス宛にGmailから確認メールが届きます。 メールソフトもしくはwebメールを開き、メールに添付されているリンクをクリックするか確認コードを入力してください。 02

次の画面で確認ボタンを押します。 02

4.注意点

今回の設定を行った後にgmail以外で受信してしまうと、正しく同期できない状態になってしまいます。外部メールを設定しているメールソフトを起動しない、もしくはメールソフトのアカウント設定を削除するようにしてメールを受信しないようにしてください。

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