WordPressのパーマリンクに「日本語」はNG!失敗しないURL設定と改善策を徹底解説
WordPressサイトを運営していて、記事のURL(パーマリンク)に日本語が含まれていませんか?
実は、WordPressの初期設定のまま「日付と投稿名」などで運営を続けると、将来的に「ページが表示されない」「リンクを共有しにくい」といった大きなトラブルを招くリスクがあります。
今回は、なぜ日本語のパーマリンクを避けるべきなのか、そして運用が劇的に楽になる「おすすめの設定方法」について詳しく解説します。
- 日本語URLが引き起こす「404エラー」のリスク
- 日本語URLの意外なデメリット
- 今後の推奨設定:運用が最も楽な「数字ベース」
- パーマリンクを変更する方法と注意点
- どのタイミングで変更すべきか?
- 【補足】画像ファイル名にも日本語は厳禁!
- まとめ
1. 日本語URLが引き起こす「404エラー(ページ消失)」のリスク
「日本語の方が内容がわかりやすい」と思われがちですが、実はシステム上のトラブルが起きやすいのが現状です。特に以下のパターンは要注意です。
(1) 日付やタイトルの変更でURLが変わってしまう
パーマリンク設定を「日付と投稿名」にしている場合、記事の「投稿日」を変更したり、タイトルの日本語(スラッグ)を少し書き換えたりするだけで、URLそのものが変わってしまいます。
すると、これまでのURLにアクセスしたユーザーは「ページが見つかりません(404エラー)」となり、離脱の原因になります。
(2) 記号やスペースによるリンク切れ
URLに「!」や「?」、全角スペースなどが混ざると、SNSやメールソフトによってはURLの終わりを正しく判別できず、リンクが途中で切れてしまうことがあります。
(3) 記事の状態変更
記事を削除したり、下書きに戻したりした場合も、当然ながらアクセス不可となりますが、URLの管理が複雑だと「どのURLが有効か」の把握も難しくなります。
2. 日本語URLの意外なデメリット
Googleの検索エンジン自体は日本語URLを認識できますが、ユーザー体験(UX)の面で以下のようなデメリットが生じ、結果的にSEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
① コピペすると「長い暗号」に変わる(エンコード問題)
ブラウザのアドレスバーでは example.com/ブログ と表示されていても、コピーしてSNSやメールに貼り付けると、以下のような複雑な文字列に変換されてしまいます。
変換例:
https://example.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/
② 見た目の不審感とリンク切れ
- 不信感: リンクが異常に長く、見た目が怪しげなため、クリック率が低下しやすくなります。
- SNSでの制限: 文字数が多すぎてSNSの投稿制限に引っかかったり、途中で自動改行されてリンクが機能しなくなることがあります。
- 被リンクの損失: 他のサイトから紹介(リンク)されにくくなり、SEOで重要な「外部評価」を得るチャンスを逃してしまいます。
3. 今後の推奨設定:運用が最も楽な「数字ベース」
理想は「意味のわかる英単語」ですが、投稿のたびに英語を考えるのは手間がかかります。そこで、最も管理が楽でトラブルが起きない「数字ベース(/%post_id%/)」を推奨します。
「投稿ID(数字ベース)」にするメリット
- 手間がゼロ: WordPressが自動で割り振る番号がURLになるため、毎回スラッグを考える必要がありません。
- エラーを完全に防止: 番号は重複しないためURLの重複が起きず、日本語URL特有の「文字化け」や「リンク切れ」も100%解消されます。
- タイトル変更も自由自在: URLが数字で固定されるため、後から記事タイトルを何度修正してもURLは変わらず、リンク切れのリスクがありません。
SEOへの影響は?
URLから内容が推測できなくなりますが、SEOに致命的な悪影響が出るわけではありません。 GoogleはURLの構造よりも「コンテンツの質」を重視します。大手ニュースサイト等でもこの数字ベースは広く採用されており、非常に現実的で賢い選択です。
4. パーマリンクを変更する方法と注意点
一括変更とリダイレクト
すでに記事がある状態で設定を変える場合は、プラグインの「Redirection」を使うのがおすすめです。古いURLから新しいURLへ自動転送(301リダイレクト)をかけることで、検索評価を引き継ぐことができます。
- 「Redirection」というプラグインをインストールして有効化します。
- 有効化後のセットアップで、「URLの変更を監視」という項目にチェックを入れて完了させてください。
- 管理画面の 「設定」 > 「パーマリンク」を開きます。
- 「カスタム構造」を選択し、 /%post_id%/(または/archives/%post_id%)と入力します。
- 「変更を保存」をクリックします。
変更時の注意点
- 検索順位の一時的な変動: Googleが新しいURLを認識するまで、一時的に順位が不安定になることがありますが、リダイレクトが適切なら数週間で安定します。
- SNSシェア数のリセット: 「いいね!」などのシェア数はURLに紐づいているため、変更するとカウントが「0」に戻ります。これは避けられないため、シェア数を重視する場合はご注意ください。
5. どのタイミングで変更すべきか?
- サイトを始めたばかり: 今すぐ変更しましょう!記事が少ないうちが一番のチャンスです。
- すでにアクセスが多いサイト: 慎重に検討が必要です。ただし、今後何年も運営を続けるのであれば、早めに変更して負の遺産を断ち切るメリットの方が大きいです。
6. 【補足】画像ファイル名にも日本語は厳禁!
記事のURL(パーマリンク)だけでなく、実は「アップロードする画像ファイルの名前」にも注意が必要です。
日本語名の画像をそのままサーバーに上げると、システムに余計な負荷がかかるだけでなく、運用上以下のような深刻な不具合が発生する原因になります。
日本語ファイル名が引き起こすトラブル
- FTP操作の致命的なエラー: FTPソフトを使ってサーバー内のファイルを操作しようとしても、日本語名が原因でエラーが出てしまい、ダウンロードもアップロードもできなくなることがあります。
- バックアップの失敗: 「BackWPup」などの有名なバックアッププラグインを使用する際、日本語ファイル名が原因で処理が途中で止まり、「いざという時のバックアップが取れていなかった」という最悪の事態を招きかねません。
- サーバー移転時の不具合: サイトの成長に伴いサーバーを引っ越す際、文字化けが原因で画像が正しく表示されなくなったり、データの移行が正常に完了しなかったりするリスクが高まります。
解決策:プラグインの活用
すでに日本語名でアップしてしまった画像も、以下のツールを使えばスムーズに対処できます。
- WP Multibyte Patch: 日本語環境でWordPressを動かすための必須プラグインです。これを有効にすることで、ファイル名に起因する不具合を最小限に抑えられます。
- Media File Renamer: すでにメディアライブラリにある日本語の画像名を、管理画面から一括、または個別で英数字にリネーム(名前変更)できる便利なプラグインです。
7.まとめ
WordPressサイトを長く、健全に運営するなら、パーマリンクは「数字ベース」一択です。 「URLが日本語になっていて不安…」という方は、ぜひこの機会に設定を見直して、ストレスフリーなサイト運営を目指しましょう!
